さて今回はVol4ということでトライアド編ラストの“オーギュメント”を取り上げたいと思います!
日本語では増三和音と呼ばれます。
これまで三種類のトライアドコードを紹介してきましたが、今回で新規のトライアドが出てくるのは最後です!(続編…四和音というのが待っていますが…..)
ひとまず、まだ以前の記事を読まれていないという方は下記リンクから先に目を通して見てください!
「もう読んだよ!」という方は、このままスクロールしてください!
それでは以前同様、まずは譜面でオーギュメント・トライアドを確認していきましょう!

今まで同様”C”の音が主音(基準)になっています!
ですので、このコードの名称は……
Cオーギュメント・トライアドと呼びます!
そしてオーギュメントは、どんな規則性を持っているのかというと

ディミニッシュの時は短三度で二つとも音を足していましたが….
オーギュメントでは二つとも長三度で音を重ねます!
このコードのサウンドも独特なキャラクターを持っているので、ぜひピアノで一度弾いて聴いてみてください!
それでは、もうお馴染みですがピアノ鍵盤を使って数えていきましょう!

長三度ですと白鍵、黒鍵含めて5つ分数えるのでCとEを押さえることになります!
さらに….

Eの音からも長三度積んであげるので、5つ分数えてG#の音も押さえると….
Cオーグメント・トライアドの完成です!
Cオーグメント・トライアドの呼び方ですがVol1,Vol2,Vol3と同じく省略される箇所があります!
マイナー・トライアド、ディミニッシュ・トライアド同様”トライアド”が省略され….
Cオーグメントと呼びます!
そして書き方ですがディミニッシュ同様いくつか種類があります!
Caug もしくは C(#5)と記載します!
単純にコードネームを書く人間の趣味で使い分けられますので、全種類覚えておいたほうが安全策ではあります。
それでは本日のまとめです!
❶Cオーグメント・トライアドは”トライアド”が省略され….
Cオーグメントと呼ばれる!
❷書き方は何種類かあるので注意が必要!
Caug もしくは C(#5) というように書く!
いかがでしたでしょうか!
今回はコードって何?Vol4ということでオーグメント・トライアド編をお送りいたしました!
次回以降は四和音に突入します!
四和音ではトライアドが基礎となり、さらにその上に音を一つ重ねます。
その名の通り四つの音からなる和音です。
スムーズに四和音を理解するためにトライアドの理解度を100%にしておきましょう!
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