コンディミってどう使う?レジェンドジャズピアニストはこう弾いていた(Wynton Kellyのソロから学ぶVol1)

JAZZ
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”有名ジャズピアニストのフレーズを解析してみよう”のコーナーです。
今回は前回のBud Powellに続き、Wynton Kellyのフレーズを解析いたします!

楽曲はトランペッターBlue MitchellのアルバムBlue MoodsよりI’ll close my eyesのソロから抜粋いたしました。

先に申し上げておくと、今回のフレーズはハーフホールスケール(コンディミ)で作られています!
下記譜面をご覧ください!


下記、筆者演奏動画です。

Wynton Kelly solo half-whole scale phrase Transcription(Em7b5-A7-Dm) #jazz #jazzpiano #transcription


いたってシンプルにAのハーフホールスケール(コンビネーションオブディミニッシュスケール)をBb(A7を基準にみるとb9に当たる音)からスケール構成音を順番に弾いています。

シンプルにスケールを弾いているだけですが、カッコ良いサウンドですよね!

3小節目の3拍目からはスケールの音に変化しています。
ここからはDm7のコードトーンを使用していると考えるのが自然です。

こちらのスケールはコンディミと訳されて呼ばれることが大半ですが、ハーフホールスケールと呼ばれている場面を見かけることも多々ありますので、ぜひどちらの呼び方も覚えておくことが得策かと思います。

独学でジャズピアノを学ばれている方や、すでにセッションなどに参加している方などのさらなる実力向上の材料になれば幸いです。

第4弾もお楽しみに!

さらに細かい部分の疑問や、練習の仕方、理論本を読んでみたが実戦でどう使うのか分からない…など直接疑問を解決したいという方は是非Skypeを使用したオンラインレッスンをご受講ください。
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