共鳴腔を制するものは歌唱を制す!「声の響き」を左右する共鳴腔を知る(共鳴が歌を変えるVol1)

ボーカル
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このシリーズでは”共鳴”にフォーカスを当て歌唱力の向上を手助けする情報をお届けします。
今回は共鳴が歌を変えるVol1ということで”共鳴”とは一体何なのかを解説します。

共鳴は歌でいうところの「声の響き」を左右します。
楽器でも共鳴は重要です。
例えばアコースティックギターとエレキギターを比較すると分かりやすいですが、どちらも弦を鳴らして音を作る機能を持っています。
しかし、どちらのギターも同じ音がなるかというとそうではありません。

アコースティックギターは共鳴させる空間を持っているので楽器自体で豊かな音を作り遠くまで聞こえるような音を生み出すことができます。
逆にエレキギターでは共鳴させる空間を楽器自体に持たないので楽器自体で遠くに響くような音は作れません。
そのためアンプが別途必要となるのです。

歌の場合もこのようなことが起こります。
共鳴腔をうまく使える人は豊かな声を作り出すことができる反面、使えない人は大きな損をしてしまっている可能性が高いのです。

まず共鳴腔とは何かを説明しておきます。
口腔、喉腔、鼻腔という3つが主に共鳴を増幅するポイントです。
3つをまとめて声道と呼ばれることもあります。

専門用語が並ぶと難しく感じてしまう方も多いと思いますので、簡単にまとめると…..

くち(口腔) のど(喉腔) はな(鼻腔)

この三つの空間が重要である。
ということです。

そしてここで覚えて欲しいことは
“人の共鳴腔はトレーニングによって伸ばしたり縮めたりできる”
ということです!

優れたボーカリストはこの共鳴腔を自在にコントロールし、曲の雰囲気やジャンルによって使い分けています。

では実際にどんなトレーニングが有効であるのか。
そのポイントを次回以降の記事で紹介したいと思います!

松下聖哉<br>(当ブログ著者)
松下聖哉
(当ブログ著者)

歌の上達に重要なのは、現在の自分の問題点に気づき改善していくことです。
残念ながら自分の足りない点を自ら気づき克服していくことは困難です。
その為、実際にボイストレーナーやボーカル講師から直接レッスンを受講することをお勧めいたします。

私自身も高校時代から大学卒業まで、様々なジャンルの講師からレッスンを受講しアドバイスをいただいてきました。
もし一度私のボーカルレッスンを受けてみたいという方がいらっしゃいましたら下記URLよりオンラインスクールHPよりお問い合わせください。

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