いい声を出すには共鳴腔が重要だった!歌上手への道で避けては通れない(共鳴が歌を変えるVol2)

ボーカル
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前回の共鳴が歌を変えるVol1では共鳴腔とはどんなものなのかを解説いたしました。
そこで、口腔、喉腔、鼻腔という3つが主に共鳴を増幅するポイントであることや、人の共鳴腔はトレーニングによって伸ばしたり縮めたりできるということをご理解いただけたと思います。
まだ読んでいないという方は下記リンクより先に目を通して見てください!


今回は具体的に、どんなトレーニングで共鳴腔のコントロールができるようになるのか紹介したいと思います。

ひとまず、今回は初心者の方に向けた内容なので、できるだけ簡単にシンプルにお伝えします。
まずクラシック音楽の発声とポピュラー音楽の発声というのは大きく異なる部分があることを理解することから始めていきます。

クラシックの場合は主にマイクを使用せずに会場の後ろまで声を届けることが必須です。
その為、簡単に言えば共鳴腔を最大限に使用し、最高に身体全体が共鳴している状態をベストとします。

反対にポップスの場合はマイクを使用する前提でそれぞれの歌手の声の個性を重視しつつ、共鳴をうまく使用し声を作っていきます。

今回はポップスの場合に歌声をワンランクアップさせる初歩のトレーニングを紹介します。
ポイントは鼻腔です!

鼻腔とは簡単に言うと鼻の後ろ(奥)の方にある空間です。
その空間で声を共鳴させることが、歌唱の際に重要なポイントになります。
では実際に共鳴を感じるためにどうしたら良いのかと言うと……

ハミングをしてみる!
これが一番実感しやすく、さらに鼻腔で共鳴をさせる練習にもなります。

ハミングのやり方ですが、特に難しいことはありません。
通常声を出す際には口を開けて発声しますが、ハミングの場合は口を閉じます

つまり、口を閉じたまま発声します。

そうすると鼻のあたりが痒くなるような感覚、振動が感じられると思います。
そしてひとつハミングをする際のポイントがあります。
それは….
あくびをしている時の状態
喉あたりから鼻の方までの空間が広がっている感覚の状態でハミングをしてください!

そうすると、さらに鼻腔を共鳴させやすくなります!
まずは音程などは気にせず、自分の出しやすい高さの声で実践してみてください。
うまくできるようになったら、ここに音程を加えていきます!

まとめ!

❶鼻腔を共鳴させる効果的な練習は”ハミング”!
❷ハミングをする際にあくびをしている時の状態
(喉あたりから鼻の方までの空間が広がっている感覚の状態で)
トレーニングをするとさらに効果的!

いかがでしたでしょうか!次回Vol3では実際に音程を加えたトレーニングではどんな方法があるのかを紹介したいと思います!

松下聖哉<br>(当ブログ著者)
松下聖哉
(当ブログ著者)

歌の上達に重要なのは、現在の自分の問題点に気づき改善していくことです。
残念ながら自分の足りない点を自ら気づき克服していくことは困難です。
その為、実際にボイストレーナーやボーカル講師から直接レッスンを受講することをお勧めいたします。

私自身も高校時代から大学卒業まで、様々なジャンルの講師からレッスンを受講しアドバイスをいただいてきました。
もし一度私のボーカルレッスンを受けてみたいという方がいらっしゃいましたら下記URLよりオンラインスクールHPよりお問い合わせください。

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