楽譜の読み方講座Vol23ではメトロノーム記号について取り上げます!
ある曲を演奏するときにどのくらいの速度で演奏するべきか表す記号のことを”速度記号”と言います。
速度記号にはいくつか種類がありますが、今回はメトロノーム記号をご紹介します。
メトロノーム記号について解説するにあたり、まず説明しなければならないのは“メトロノーム”についてです。

音楽室などで、このような装置を見たことはありませんか?
近年ではスマートフォンや電子ピアノに内蔵されていたりと、実物を見たことがある方は少なくなってきているかもしれませんが、用途は同じです。
“カチッ”カチッ”と一定の音を出し速度を正しく示す器械です。
この”カチッ”という音が1分間に何回鳴るのかを表した記号になります。
そして”カチッ”という音が何音符の長さを表すのかを表記する必要があるので、実際に記譜する際には下記のようになります!

このようになります。
上記メトロノーム記号の内容を整理すると…

つまり1分間に4分音符(“カチッ”という音)が120回鳴るということになります。
この基準になる音符は拍子やテンポの速さによって読みやすい音符に変化します。
この基準になる音符は拍子やテンポの速さによって読みやすい音符に変化します。
たとへば8分の6拍子であれば八分音符が基準になったり、すごく速い曲であれば二分音符が基準になるといったように、その曲に合わせて使用します。
いかがでしたでしょうか!
楽譜の読み方講座Vol23ではメトロノーム記号について解説いたしました。
次回は速度標語について解説いたします!
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