楽譜の読み方講座Vol22ではクレッシェンド、デクレッシェンドを取り上げます!
前回のVol21では強弱記号を紹介しましたが、クレッシェンド、デクレッシェンドも強弱記号の一種です。
まずはクレッシェンドを見てみましょう!

二本の線が左側で交わっていて右に向かって広がっています。
この記号で強弱がどう表されているのかというと…

譜面は左から右へ読んでいくので、記号からも自然に想像がつくかもしれませんが、徐々に強くしていく(大きくしていく)という意味になります!
また文字で表す場合もあります!
その場合は
cresc.
と表記します。これはcrescendoの略です!
デクレッシェンドというのは簡単に言ってしまえば、反対の意味です。

クレッシェンドと逆になっていますね!
視覚的にも非常にわかりやすいと思います!

同じくこちらも文字で表記することがあります。
その場合は
decresc.
と表記します。これはdecrescendoの略です!
またでクレッシェンドと同じ意味で
dim.
上記はディミヌエンドと呼びますが、このように表記することもしばしばあります。
出没回数も結構多いので覚えておく必要があるでしょう。
ひとまず、ここまで”クレッシェンド”と”デクレッシェンド”の意味と表記について確認してきました。
次は実際、五線譜に表記する際はどうなるのかをご説明いたします!

このように五線譜の下に表記します!
また、前回取り上げた強弱記号と組み合わせて使うことでさらに細かく指示も可能です!
前回記事はこちら↓

このようになります。
さらに奏者に意図が伝わりやすくなったと思います。
いかがでしたでしょうか!
楽譜の読み方講座Vol22ではクレッシェンド、デクレッシェンドについて解説いたしました。
次回はメトロノーム記号について解説いたします!
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