楽譜の読み方講座Vol2ということで、今回は大譜表の読み方を解説いたします!
五線譜の読み方をまだご存知でないという方は下記リンクからVol1の記事を先にご覧ください。
さて、前回は五線譜の読み方について学びましたが、今回は大譜表についての内容です。
大譜表とはどんなものかと言いますと…

このように10本の線からなる譜面のことを言います。
さらに細かいところでいうと、前回解説した五線譜が二つ合体したものです!
なぜわざわざ二つの五線譜をまとめたのかというと、理由は単純です。
音域が足りない!収まりきらないから!
理由はとてもシンプルですね笑
単旋律の楽器であれば五線譜に収まることが多いですが、ピアノやハープのような音域の広い楽器の場合、五線譜だけで曲を収めるのは困難です。
その為に大譜表を使用します。
さて前回も登場しましたが、今回も重要な役割を果たすのはト音記号とヘ音記号です。
それぞれの記号が何を得意としていたか覚えていますか?
❶高い音を表すのが得意!
❷五線譜の下から二番目の線がピアノの真ん中のCより上のGの音であることを表す!
❶低い音を表すのが得意!
❷五線譜の上から二番目の線がピアノの真ん中のCより低いFの音であることを表す!
上の二つが”ちんぷんかんぷん”という方はVol1をもう一度ご覧になってみてください!
OK!わかった!という方は次へ進みます!
なぜ大譜表?
↓答えは
広い音域を記譜したいから!
↓なので
高音の得意なト音記号の五線譜と低音の得意なヘ音記号の五線譜を組み合わせたのです。
さて、そうとわかれば早速大譜表を読む練習をしてみましょう!

ポイントは上記の音符の音は同じであるということです。
ぜひピアノの鍵盤を使って確かめてみてください!

上記鍵盤を参照すると、どちらも真ん中のドの音であることがわかると思います!
これさえ分かってしまえば、どこの音を示しているのかを判別することは簡単です!
さて今回はここまで、次回は音符の長さについて解説します。
音価とも呼ばれますが、出来るだけわかりやすくシンプルにお届けします!
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