拍子記号のおかげで楽譜は読みやすくなる?仕組み読み方を丁寧に解説(楽譜の読み方講座Vol8)

楽譜の読み方講座
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楽譜を読みやすくするために使用される記号の一つとして拍子記号というものがあります!
拍子記号とは簡単にいうと一つの小節に拍がいくつ入るかを表した記号です。
……??何それ?という状況の方、ご安心ください。
一つ一つ整理していきましょう!

まず小節とは何かというと、

このように譜面上で縦線で仕切られた部屋のことを指します!

拍というのは、音楽の時間的継続を分割する単位で、わかりやすく言えばリズムを取るときに”手を1叩き”した時の長さが一拍となります!

冒頭で記載した内容を整理すると….拍子記号とは
一つの小節に拍がいくつ入るかを表す記号でしたね!
つまり、簡単に言い換えると
譜面上の部屋に、何回手を叩くだけの時間があるかを示す記号
ということです!(だいぶ簡単に書いてしまったので例外もありますが…..)

そして、この拍子記号ですがほとんどの方が何かしらの機会に目にしている可能性が高いです!
まずは拍子記号の代表的なものを見てみましょう!

上段の譜例ですが、各2種書き方が2通りありますので注意が必要です!
下段に関しては各1種のみ覚えておけば大丈夫です!

上記の譜面をご覧いただき、察しの良い方はすでにお気づきと思いますが、拍子記号は分数で表記します。
実際に記譜する際は5線符の真ん中の線を分数の分母と分子を分ける線の位置として書くようにしましょう!!

拍子記号は分母が“1拍の単位になる音符の種類”
分子が”一小節にはいる音符の数”
を表します!

つまり、このようになるわけですね!
この部分を理解するには音符の種類についてマスターしておく必要がありますので、もし自信がないという方は下記のリンクから音符の種類について解説した記事をあらかじめ読んでみてください!

すなわち4分の4拍子の場合は….
“1小節の中に4分音符が4つ分はいる”
というルールのもと譜面が書かれているということになります!

拍子記号の分数の数字が変われば…..
“1小節の中に(分母)分音符が(分子)つ分はいる”
というように変化するわけですね!

いかがでしたでしょうか!
今回は拍子記号の読み方やどんなルールにもとずいて書かれているのかを解説しました!

次回はこの拍子記号を使って実際に5線符にメロディーを記譜してみたいと思います!

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コメント

  1. […] 楽譜の読み方講座Vol8(拍子って何?編)楽譜の読み方講座vol8ということで今… […]

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