JAZZ PIANO / MINOR II–V–I · 04
ビル・エヴァンスに学ぶジャズピアノ・アドリブフレーズ分析④|Beautiful LoveのマイナーⅡ–Ⅴ–Ⅰ
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「Beautiful Love」のフレーズを演奏動画で確認できます
ビル・エヴァンス・トリオのアルバム『Explorations』(1961年)収録「Beautiful Love」の演奏から採譜したフレーズを、Em7(♭5)→A7→Dmの進行で分析します。 演奏:Bill Evans Trio / 曲名:Beautiful Love / アルバム:Explorations(1961年、Riverside Records)。採譜箇所の正確なタイムスタンプは未確認です。
フレーズ全体|上行から下降へ

Em7(♭5)|ロクリアン・スケールで上行

Eロクリアン:E – F – G – A – B♭ – C – D。Eを起点にスケールの音を順番に上行し、次のA7へ向かう流れを作ります。
A7|オルタード・スケールで緊張感を高める

Aオルタード:A – B♭ – C – C♯ – E♭ – F – G。ルートから1 → ♭9 → ♯9 → 3(A → B♭ → C → C♯)へ、隣接する音で上行する発想です。
Dm|コードトーンで下降して締める

9 → 1 → 5 → 3 → 9 → 1(E → D → A → F → E → D)。9thとコードトーンを中心に下降し、上行してきたフレーズを自然に締めくくります。
今回のポイント
Em7(♭5)とA7では上行して緊張感を高め、Dmではシンプルな下降ラインで解決します。どの音を使うかだけでなく、フレーズ全体の方向性を意識しましょう。
譜面・解説:松下聖哉(Pivo Music School)